「長崎さるく」のススメ 1/2 [九州の旅]
前々記事の長崎ランタン祭り会場に入る前に、少しばかり長崎の街を「さるいて」きました。
「さるく」とは、街をぶらぶら歩くという意味の長崎弁。
今回の記事は長崎のお散歩写真集です。
とは言っても普通に観光地を巡り歩くのではなく、坂の街ならではのお散歩。
具体的には・・
「迷路のように張り巡らされた路地を使って山の頂上目指して登り、
別のルートを探りつつ降りてくる」というものです。
何が面白いかというと、
次々に変わる路地の表情や素晴らしい眺望。そして、
思いもしない発見やたくさんの野良猫達がちょっとした探検気分を盛り上げてくれるのです。
また、坂の街に住む人々の生活も垣間見えてくるなど、
最初から最後まで他の街ではとうてい体験出来ない散歩が楽しめます。
この楽しみかたを知ったのは2001年だったか・・・
当時私が参加していた業界団体の視察旅行で長崎市役所を訪問した際、
観光課の方々のはからいで、坂の街の抱える問題を実際に視察、体感するとともに、
逆に観光開発の一つとして紹介していきたいという事でマイクロバスで山の上まで連れていかれ、
そこから細い路地を右へ左へと皆一緒に降りてきた事がはじまりでした。
(この時に計画中のランタン祭りの事も教えていただきました)
黒いスーツ姿の中年男十数人が細い細い路地を一列に並んで降りて行く様子は
映画「マトリックス」のシーンのようで滑稽だったけれど、
非常に印象深い体験となったわけです。
その後福岡転勤となり、長崎に近くなった事もありプライベートで3回訪れていますが、
その度に新しい山に昇り、地区ごとに違う街の表情を楽しんでいます。
観光名所も多い長崎ですが、長崎に行かれる事があれば、
是非、この坂の街を登る「さるく」も試してみてください。
きっと楽しい旅になると思いますよ。
ということで今回は写真枚数が多く、全部で38枚。今日はそのうちの半分です。
写真は撮影順に並べています。
上を向いたり下を向いたり、また、ちょっと取り損ねて飛んだ箇所もありますが、
どんな景色が楽しめるか参考になれば幸いです。
今回のルートは丸山町を出発点に登り始め、右方向に傾くように頂上を目指しました。
辿り着いた頂上部には墓地が広がっていたのですが、
驚いた事にこの墓地のお墓一つ一つが大変立派な作りで、
墓石は当然、なんと足下の床や入り口の門まで大理石で作られていたのです。
つまり、一帯の地面は全て大理石かコンクリートで覆われていて「土」がほとんど見えない。
しかし「土」が見えない事で、非常に清潔感もあり、
ピクニックでお弁当でも広げたくなるような、明るく気持ちの良い空間となっていたのでした。
次号につづく。
「さるく」とは、街をぶらぶら歩くという意味の長崎弁。
今回の記事は長崎のお散歩写真集です。
とは言っても普通に観光地を巡り歩くのではなく、坂の街ならではのお散歩。
具体的には・・
「迷路のように張り巡らされた路地を使って山の頂上目指して登り、
別のルートを探りつつ降りてくる」というものです。
何が面白いかというと、
次々に変わる路地の表情や素晴らしい眺望。そして、
思いもしない発見やたくさんの野良猫達がちょっとした探検気分を盛り上げてくれるのです。
また、坂の街に住む人々の生活も垣間見えてくるなど、
最初から最後まで他の街ではとうてい体験出来ない散歩が楽しめます。
この楽しみかたを知ったのは2001年だったか・・・
当時私が参加していた業界団体の視察旅行で長崎市役所を訪問した際、
観光課の方々のはからいで、坂の街の抱える問題を実際に視察、体感するとともに、
逆に観光開発の一つとして紹介していきたいという事でマイクロバスで山の上まで連れていかれ、
そこから細い路地を右へ左へと皆一緒に降りてきた事がはじまりでした。
(この時に計画中のランタン祭りの事も教えていただきました)
黒いスーツ姿の中年男十数人が細い細い路地を一列に並んで降りて行く様子は
映画「マトリックス」のシーンのようで滑稽だったけれど、
非常に印象深い体験となったわけです。
その後福岡転勤となり、長崎に近くなった事もありプライベートで3回訪れていますが、
その度に新しい山に昇り、地区ごとに違う街の表情を楽しんでいます。
観光名所も多い長崎ですが、長崎に行かれる事があれば、
是非、この坂の街を登る「さるく」も試してみてください。
きっと楽しい旅になると思いますよ。
ということで今回は写真枚数が多く、全部で38枚。今日はそのうちの半分です。
写真は撮影順に並べています。
上を向いたり下を向いたり、また、ちょっと取り損ねて飛んだ箇所もありますが、
どんな景色が楽しめるか参考になれば幸いです。
今回のルートは丸山町を出発点に登り始め、右方向に傾くように頂上を目指しました。
辿り着いた頂上部には墓地が広がっていたのですが、
驚いた事にこの墓地のお墓一つ一つが大変立派な作りで、
墓石は当然、なんと足下の床や入り口の門まで大理石で作られていたのです。
つまり、一帯の地面は全て大理石かコンクリートで覆われていて「土」がほとんど見えない。
しかし「土」が見えない事で、非常に清潔感もあり、
ピクニックでお弁当でも広げたくなるような、明るく気持ちの良い空間となっていたのでした。
次号につづく。
さくるは さぐる に通じるのでしょうか
坂道の多い街は、魅力的ですよね
石畳に階段と いいですよ、
暮らすのは大変でしょうが
by engrid (2009-04-03 17:59)
長崎はいい感じの街ですね、グラバー邸へ行きたくて
近くのホテルに泊まって、夜のライトアップにも行ってきました(3年前)
異国情緒のある街で 長崎くんちの練習をしていましたっけ。
坂は住むのは大変ですが、眺めはとっても良かったのを覚えています(^◇^)
by aya (2009-04-03 21:44)
通ってた中学校がこの墓の上の方でね。
港に沈む夕陽がとてもキレイだった。
部活で野球の練習の時、ボールがどこまでも
転がっていって大変だったなぁ。
いいもの見せてもらいました。
by axl- (2009-04-03 21:55)
坂が多いですな。
足腰にきますねこれは。
by ボルチ (2009-04-04 00:12)
この街で生きていくにはネコになってしまうのが
一番ラクなのかも。やはり坂の街なんだな~
by MINIPOLO (2009-04-04 19:20)
やはり坂は外せませんね!^^)
by jon_bovi (2009-04-04 23:08)
さるくの解説、ありがとう♡
坂の狭さと勾配のきつさが、尾道に似てるなぁ、と思っちゃいました。
建物の密集度が半端じゃない感じがするなー。
by ひろころ (2009-04-05 03:45)
路地奥探訪というのは堪らなく好き!
by タン・ロン (2009-04-05 10:38)
脚にはきそうですが、高低差ってのは楽しいですねえ。
by u-k (2009-04-06 10:33)
北海道の小樽がこんな感じですね。
でも空気感は絶対こちらが暖かそう。
by marcy (2009-04-06 21:14)