池島探訪２００９ ＃１ [廃墟 近代化遺産]
４ヶ月のご無沙汰でした。
実は３月に福岡から大阪に転勤となり、
現在は京都に住んでます。
２ヶ月ちょっとが経過し、
ちょっと九州が恋しい気分でもあるので、
2009年の9月末に訪れた長崎県は角力灘の炭坑の島「池島」の写真を
ぽつぽつと載せていくことにします。
近代化産業遺産 炭坑施設 その12 [廃墟 近代化遺産]
万田坑シリーズはひとまず終了。
近代化産業遺産 炭坑施設 その10 [廃墟 近代化遺産]
↑かつて二百数十メートル下の地下世界に続いていた坑口。今はすぐそこまで水が溜まっている。
残念ながら、昨年から一般公開に向けて耐震化や安全性確保の為の工事が入り、
これらの貴重な「当時の現場の景色」は二度と見られなくなってしまったようです。
シンボルでもあった巨大な高櫓もペンキで真新しく塗り替えられていました。
こういった文化財は出来る限り外観には手を加えず、ありのままを後世に残して行く事が
大事なのであり、観光客を意識してか余計なお化粧を加えるなど本末転倒。
まして目標としている世界遺産登録などとても無理な話だと思うのです。
近代化産業遺産 炭坑施設 その9 [廃墟 近代化遺産]
いよいよ坑口へ。
でも坑口そのものの写真はありません。（３枚目の右端のフェンスの内側が坑口）
なぜなら水が溜まっているだけで絵にならなかったから。残念。
緑色の小屋は、地下264メートルまで人を下ろす為の24人乗りエレベータの操作室です。
黒電話は地下や捲き上げ室との連絡用だと思われます。
この場所のわかりやすい？使用方法を挙げるなら、
「天空の城ラピュタ」の導入部でパズーが親方の指導のもと、レバーとペダル操作で
地下に潜っていた人達の乗るカゴを引き上げるシーンがありますね。
空に光るものを見つけて気をとられ、ブレーキが遅れてしまうシーン。
あれです。
そうそう、ここの紹介を忘れていました。
ここは熊本県荒尾市にある三井三池炭鉱のひとつ「万田坑」です。
詳しくはここを見てね。
